MacBook Proも新調したので、Apple SiliconのCPUパフォーマンスなど色々と気になるところ。
先月のDrupal meetup Tokyoで話題になったDDEVのパフォーマンスについて調べてみた。
これまで何回かDDEVをインストール試していたが、完了できないでいた。最近、ディレクトリにアンダースコア付けるとできないという原因であることを把握したので早速試してみることになった次第。
Landoの起動時間はそれなりに時間を要するので時間を計測して確かめてみた。
DockerのファイルシステムはVirtioFSで、またFeatures in developmentのUse Rosetta for x86/amd64 emulation on Apple Siliconは有効化した状態。
LandoとDDEVともDrupal9の同じサイトでデータベースも同じもので行った。サイトは作成済みのもので双方ともstopコマンドで終了させた状態からの計測。
まずは「lando start」をしてから起動するまでの計測は「80秒」。
続いてDDEVの「ddev start」の起動時間は、なんと「11秒」。
個人的には、起動時間はほとんど気にしていなかったが、およそ「70秒」も速いとなると「DDEVもいいかも・・・」と感じてしまう。
Docker for Macはファイルシステムにボトルネックがあると言われているので、もっと速度を改善しようとMutagenも入れて実行してみたが、起動時にsyncするのに3秒要するので無効にして使ってみて様子を見る。
またgulpでscssのビルドも少し改善した。Landoでは5~8秒と不安定だが、DDEVだと5秒台で安定している。
また、下記ページのようにDDEVでベンチマークを行ってみた。
https://ddev.com/ddev-local/ddev-docker-desktop-and-colima-benchmarking…
コマンドは下記のコマンドでDrupal10のUmamiテーマをインストールするところまで。
ddev mysql -e "DROP DATABASE IF EXISTS db; CREATE DATABASE db;" && ddev exec killall -USR2 php-fpm && rm -rf web/sites/default/files/* && ddev mutagen sync && time ddev drush si demo_umami -y
MacBook Pro 2023では20秒。
MacBook Pro 2023でMutagenを有効に変更した場合は11秒で完了。
MacBookPRO 2020の修理で戻ってきたので確認してみた。起動時間は53秒くらい。
続いてMutagenを有効に変更した場合は29秒くらいという結果に。
起動時間も初期化も速い方が集中できる。起動時間に1分も待たされたらYoutubeで動画観るキッカケにもなるので誘惑に負けないためにDDEVも並行して使ってみることにしよう。